備えあればうれし泣き新宿
「いざ!」という時のシミュレーションをしよう。
2013/06/01
びちくん、ちょっと待った!
避難場所や避難所は、「いざ!」という時に逃げる所。と思っていませんか?
実は、
大地震が起こっても、警戒宣言が出されても、すぐに避難場所へ!というわけではありません。
今回は、びちくんと一緒に「避難」についていろいろ調べてみましょう!
「避難場所」とは
大規模な延焼火災などの危険から身を守るために避難する場所。大規模公園、緑地、耐火建築物地域などのオープンスペースを東京都が「避難場所」として指定しています。
「避難所」とは
災害などによって住む家を失った人の一時的な生活の場所です。区立の小中学校などが指定されています。
例えば、大きな地震が起こったら……
一時集合場所は、この案内版が目印です。
まずは
その場で身の安全を確保、火の始末、正しい情報を得ること。
そして、揺れがおさまってから
家が崩れそうになったり、火の手が迫ってきたりした時、また、区や消防、警察などから指示があった時は速やかに「一時集合場所」へ避難しましょう。
一時集合場所は、近隣の避難者が一時的に集合して様子を見る場所です。
その後、被災の状況により「避難場所」か「避難所」へと移動します。
★詳しくは、下の図を見てください。
ところで、その「避難場所」や「避難所」がどこにあるかを知っていますか?
あなたの家や会社の町丁によって「避難場所」「避難所」が指定されています。
西新宿の一部には、「地域内残留」とされているエリアもあります。
日頃から、自宅や会社がある地区の「避難場所」をしっかり把握しておきましょう。
「避難場所」「避難所」を知ってもらうために
避難場所の案内板
新宿区はより多くの人を災害から守るため、「避難場所」などの標識整備に力をいれています。
道を歩いていて、こんな看板を見たことはありませんか?
普段は、普通に地図として見ている方も多いかもしれませんが、次に見かけたら、この緑でペイントされている場所に注目してみてください。それが「避難場所」です。日頃から意識していれば、災害時に必ず役立つはずです。
実はこの案内板には、ヒミツがあります。
よく見ると、案内板の右側には広告スペースが付いています。この広告収入の一部を設置費用に充てることで、案内板の整備を着実に進めることが出来るのです。
多くの人がよく見る案内板ですから、広告としても注目度抜群なはず!
いいこと考えましたね、さすが新宿区!!
ハイポーズ!
では、びちくんにも宣伝してもらいましょう~